一時視界が真っ白に 28日もふぶく所がある見込み
能代山本地方は27日、強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置になっている影響で、断続的にふぶき、視界が真っ白になる時間帯もあった。気象庁によると、同地方の最低気温は能代市能代地域が氷点下2・2度(午後3時11分)、八峰町八森が今季最低の同1・9度(同1時56分)で、能代地域は0・9度、八森は1・2度平年を下回った。最高気温も上がらず、能代地域は2・1度(午前0時2分)、八森は2・3度(同1時8分)で、それぞれ平年よりも2・3度、2・5度低かった。朝から断続的に吹雪に見舞われ、防寒具を着込んで寒さに耐えながら歩く住民や、ライトを点灯してゆっくりと走行する車が目立ち、冬本番の光景となった。秋田地方気象台は、きょう28日も冬型の気圧配置が続くため、雪や曇りで、ふぶく所があると予報している。