共通テストに「情報」新設 能代市内各高校、冬期講習で対策
来年1月18、19両日に行われる「7年度大学入学共通テスト」の出題教科に、「情報」が加わる。高校学習指導要領の改訂に伴うもので、出題科目として「情報Ⅰ」と「旧情報」が新設されるほか、地理歴史、公民でも科目が再編・新設される。テストまで1カ月を切り、能代市内の高校では受験生が冬期講習で対策に励んでいる。このうち能代では、文系、理系の生徒を対象に「情報」をそれぞれ2コマ行う計画で、問題集の設問を決められた時間で解いたり、解説を聞いたりして対策。情報科の教諭は「2年前から試験科目になると伝えていた分、生徒の混乱は少ないが、プログラミングの実施時数は限られ、模擬試験の正答率も他の設問に比べて低い。プログラミングを重点に数をこなし、ポイントを押さえて読み取ることが重要」と話す。