最優秀賞に能代の2施設 ウッドファーストあきた木造・木質化建築賞
木造・木質化のモデルとなる県内の優れた建築物を表彰するウッドファーストあきた木造・木質化建築賞(県主催)で、能代市のつばめの森保育園(木造A・500平方㍍超部門)とスズキアリーナ能代(木質化部門)が各部門の最優秀賞に選ばれた。25日、秋田市のJAビルで表彰式が行われた。同賞は令和2年度に創設された公募型の賞で、選定対象は施設。つばめの森保育園は、設計集団環協同組合(能代市)の設計で、施工は高田住宅工業(同)。木材に囲まれた空間を創出し、県産材を効果的に利用している点などが評価された。スズキアリーナ能代は松橋設計(秋田市)の設計で中田建設(同)の施工。曲げわっぱをイメージした天井などアクセントとして効果的に木材を使用し、県内の系列店舗への波及効果も期待されるとして受賞した。