地場産食材ふんだんな給食味わって 八峰中で地域住民対象の試食会
八峰町八峰中で24日、地域住民を対象にした学校給食の試食会が開かれた。参加者が八峰町の児童生徒がどんな給食を食べているか知り、学校給食の意義を考えた。同校が企画し、町の協力を得て初めて実施。この日は地域住民ら17人が同校を訪れ、生徒と同じ献立を試食した。献立は、ごまわかめご飯、タンドリーチキン、カラフル野菜炒め、ポトフ、デザート、ヨーグルト飲料の6品。同町産の食材もふんだんに使われた。参加者は、普段の食事に比べて薄味ながらも「おいしい」と口にし、「味付けには何を使っているか」などと質問しながら試食。給食を初めて食べたという女性(74)は「地元の食材を使い栄養バランスが考えられた給食があるのは幸せなこと。子どもたちには好き嫌いせずにたくさん食べて育ってほしい」と話していた。