季節ハタハタ漁、八峰で今季最多の291㌔水揚げ
県漁協北部支所管内の季節(沿岸)ハタハタ漁は24日、八峰町の八森、岩館両漁港で合わせて291・6㌔を水揚げした。記録的不漁となっている今季、最多の漁獲量となった。例年は漁を終える漁業者も少なくないこの時期に取れ、漁師からは「取れる限り取りたい」といった声が聞かれた。同支所によると、漁港別の漁獲量は岩館202㌔、八森89・6㌔。両港ともに今季最高の水揚げとなった。23日に取れた14・9㌔も合わせ、24日の競り・入札に掛けられ、1㌔当たり雌約4500円、雄約2千円の値が付いた。八森漁港で操業する60代男性は8㌔の水揚げにとどまったが、「ここに来て徐々に水揚げが増えているので、単純に接岸が遅れているのだろうか」と話していた。