「家庭センター」の7年度設置など盛り込む 能代市こども計画素案
能代市は、市こども計画(7~11年度)の素案をまとめた。すべての子ども・若者が幸せな生活を送れる「こどもまんなか社会」の実現を目指し、今年度に初めて策定する。屋内の子どもの遊び場を含む「こどもまんなか交流施設」の整備をはじめ、子育てに困難を抱える家庭などを支援する「こども家庭センター」を7年度に設置すること、親の就労状況にかかわらず保育所等に一定時間通園できる事業を8年度から行うことなど、従来の子ども関連の計画になかった事業を新たに盛り込んでいる。子どもの幸せや居場所などに関する目標値も定める。素案はこのほど市役所で開いた市子ども・子育て会議(大越直美会長)で説明し、意見を求めた。パブリックコメント(意見募集)も来月15日まで行う。