能代市、森林境界推定図示す 種梅地区での施業実現へ
能代市は、森林経営管理事業「能代システム」を二ツ井町種梅地区で進めている。森林の航空レーザ計測や現地での境界調査、森林所有者への施業提案を行う事業で、18、19日夜には説明会を開き、森林境界推定図を所有者らに示した。事業を先駆けて実施した常盤・久喜沢地区では4、5年度に団体所有の28・1㌶の杉林で間伐が行われ、種梅地区でも今後の施業が期待されている。8年度からは鶴形・幟山地区で事業に着手したい考えで、市は「山には価値があると知ってもらい、関心が高まってほしい」としている。