強盗や特殊詐欺に備え 能代市のコンビニ店で対応訓練

 能代市芝童森のコンビニ店、ファミリーマート秋田能代南店(渡辺重樹店長)で13日、強盗や特殊詐欺を想定した訓練が行われ、店員らが有事の適切な対応を学び、備えを高めた。全国的に凶悪犯罪や特殊詐欺が多発する傾向がある年末年始に合わせ、有事の対応を確認しようと、能代署からの呼び掛けに応じて実施。店員や署員合わせて7人が参加した。声掛け訓練では、慌てた様子で5万円分の電子マネーを購入しようとした客役の署員に対し、店員は使途を聞いたり、特殊詐欺への注意を呼び掛ける封筒を見せて購入を思いとどまるように説得したりした。渡辺店長(70)は「強盗や特殊詐欺は身近な所でも起きており、今回の訓練で改めて対応の仕方について学べた。万が一の場合は店員同士が連携しながら適切に対応したい」と話した。

強盗や特殊詐欺を想定した訓練を実施(能代市芝童森で)
強盗や特殊詐欺を想定した訓練を実施(能代市芝童森で)

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