聴覚障害に理解深め手話や指文字体験

 県山本地域振興局福祉環境部主催の手話体験は14日、能代市御指南町の同部会議室で開かれ、参加者は手話や指文字、身ぶりで、あいさつや自分の名前、家族の紹介、趣味などを表現、コミュニケーションを取ることの楽しさや情報を伝える大切さに理解を深めていた。県は「秋田県手話言語、点字等の普及等による円滑な意思疎通の促進に関する条例」の平成29年4月施行を受け、手話に親しみ、障害に対する理解を深める機会を提供することを目的に、毎年、一般住民対象の教室を各地域振興局単位で開いている。山本振興局管内では3年ぶりの開講で、定員(10人)を上回る申し込みがあり、親子連れなど7歳から70代まで14人が参加した。市聴力障害者会の三浦哲也さん(三種町)と、県北秋田地域振興局鷹巣阿仁福祉環境部の手話通訳員の佐藤正子さんが講師を務めた。

あいさつや名前などを題材に手話を学んだ
あいさつや名前などを題材に手話を学んだ

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