教科横断的な学び実践 三種町の小学校で「STEAM教育」出前授業
教科横断的な学びで課題を発見・解決する力を育む「STEAM教育」に関する出前授業が17日、三種町の小学校で実施された。東京学芸大こども未来研究所から講師を迎え、児童が身近な交通システムである信号機の機能を改めて考えたり、その動きを分析したりしながら、プログラミングで信号機を再現した。出前授業は、同町と能代市、男鹿市沖で洋上風力発電事業を行う「秋田能代・三種・男鹿オフショアウィンド合同会社」(秋田市)と町が締結した地域共生に関する包括連携協定に基づく教育や人材育成の取り組み。合同会社はアマゾンデータサービスジャパンや東京学芸大こども未来研究所の協力も得て、STEAM教育に触れられるプログラミング教材を町教育委員会に贈り、17日は同研究所の吉村健志さんを迎えて琴丘小と金岡小で出前授業を実施した。