白神ねぎ販売額、初の20億円突破 生育良好、高単価も追い風に
JAあきた白神(本店・能代市)が首都圏市場を中心に売り込む「白神ねぎ」の今年度販売額は、17日までに20億1426万円となり、これまでの最高だった令和2年度を年度途中にして2億3926万円上回るとともに、初めて20億円の大台に乗った。平成27年度に10億円を超え、生産規模は年々拡大。管内を代表する特産野菜として、ここ数年は20億円を目標に掲げてきたが、昨年度まで2年間は天候不順による病害に見舞われ“足踏み”を余儀なくされていた。今年度は生育が良好だったことに加え、高単価も追い風となった。念願の目標達成に、生産者とJA関係者からは喜びと安堵(あんど)の声が聞かれ、さらなる生産拡大に向けて気を引き締めている。