三種町とオフショアウィンド社、地域課題解決・活性化へ協定締結
三種町は16日、同町と能代市、男鹿市沖で洋上風力発電事業を行う「秋田能代・三種・男鹿オフショアウィンド合同会社」(秋田市)と地域共生に関する包括連携協定を結んだ。4年後の運転開始を目指す同社は立地地域への貢献が期待されており、琴丘地域拠点センターで行った協定締結式で田川町長は「パートナーとして連携を深めていきたい」と述べ、合同会社側も「連携協定を具体的な成果につなげていきたい」と抱負を語った。協定は町が提案して締結。具体的には▽新たな移動手段、観光開発と誘客▽町産品の販路拡大▽漁業振興▽教育・人材育成▽地域への利益還元▽地元サプライチェーン構築▽エネルギーの地域循環、脱炭素化▽生活環境の維持、改善▽その他、町の課題解決、活性化に資する事業・取り組み──の9項目を推進する。