能代市議会各会派、議員定数「削減」が大勢 報酬は主張にばらつき
能代市議会改革調査特別委員会(大高翔委員長)は16日、市役所で開かれ、議員定数や報酬、政務活動費に関する各会派の意見を確認した。定数は現在20人だが、6会派のうち5会派が他自治体の状況や人口減少による財政規模の縮小見込みなどを踏まえて「16人」または「18人」を主張。共産党は多様な市民の意見を議会に反映させるため現状維持を訴えた。報酬は現状維持とする意見の一方で、「定数を削減した場合は議員個々の活動量を増やすことが求められ、報酬アップを検討する必要があるのでは」との意見も出された。次回の特別委は3月定例会中に開き、この日の意見をまとめて再度協議する予定。