国際教養大生、梅内聚落の可能性を考察 住民に「秋田学」の成果報告
能代市二ツ井町梅内地区を訪れて秋田の文化、人々の暮らしを学ぶ国際教養大「秋田学Ⅰ」の学習報告会は8日、梅内聚落(しゅうらく)コミュニティセンターで開かれた。学生たちは住民へのインタビューなどを通じて確かめた住民の特徴、可能性などの考察を分かりやすくまとめて伝えた。同大の椙本歩美准教授が行う秋田学は、秋田の社会、歴史、文化を総合的に学ぶ教室。山林を地域資源と位置付けて手入れをしながらそこから収入を生み出している梅内聚落と連携し、9月から梅内での「フィールドトリップ」の中で人々の暮らしや仕事を観察したり、住民へのインタビューなどを行ってきた。8日は今年の学習をまとめて住民らに発表、30人余りが聞き、学生たちの視点から見た梅内聚落の特徴を改めて考えた。