不活化ワクチンの実績急増 能代市の帯状疱疹予防接種費用助成
能代市で、帯状疱疹(ほうしん、つづらご)の任意予防接種費用に対する助成実績が増えている。2種類のワクチンのうち、費用も効果も高い「不活化ワクチン」の実績が10月末現在で272件となり、5年度トータルの23件に比べて10倍以上となっている。逆に「生ワクチン」の実績は減少。市が今年度、助成の対象年齢を「65歳以上」から「50歳以上」に拡大し、助成額も引き上げたことが接種を後押ししているとみられる。予算の不足が見込まれ、9月補正で追加した。市は「接種する人を増やし、神経痛で苦しむ人を少なくしたい」としている。