しらかみ地の塩基金が文化講演会 元広島大大学院教授が農への思い語る

 市民団体「しらかみ地の塩基金」主催の文化講演会は14日、能代市柳町の旧料亭金勇で開かれた。講師は元広島大大学院教授で、故郷の二ツ井町梅内地区にUターンして自給自足型の農業に取り組んでいる安井金也さん(70)。演題は「気候大変動・食糧危機・秋田の農」で、本県を含め、国内外で極端な大雨や猛暑といった気象災害が相次ぎ、農林漁業に影響が出ている現状を踏まえて設定した。安井さんは、環境への配慮や農村社会の維持に重点を置いた農業実践への思いを語った。約80人が聴講した。

故郷での自給自足型農業の取り組みを語る安井さん(旧料亭金勇で)
故郷での自給自足型農業の取り組みを語る安井さん(旧料亭金勇で)

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