能代市第五小で交通安全講話 県警音楽隊の演奏も楽しむ
能代署と県警音楽隊による交通安全講話と演奏会が6日、能代市第五小(渡部剛校長)で開かれ、児童や保護者が命の大切さを改めて学び、自転車利用時のヘルメット着用の意識を高めたほか、音楽隊の演奏を楽しんだ。同校PTA研修部が主催し、全校児童や保護者、教職員ら約230人が参加。はじめに同署交通課の署員が、平成9年秋に交通事故で亡くなった女子高校生(当時18)の母親の手記を朗読。事故発生から57日間、意識回復を願って看病を続けた家族の思い、最愛の娘を亡くしたことへの大きな喪失感などがつづられており、命を守る大切さ、車や自転車の安全運転・利用を強く訴えた。続く演奏会では、ポップスやアニメ音楽、映画の主題歌などさまざまなジャンルから7曲が披露され、児童たちは踊ったり手拍子を打ったりと思い思いに楽しんでいた。