年末年始の犯罪防げ JAあきた白神、強盗・特殊詐欺想定し訓練

 JAあきた白神の防犯訓練が9日、能代市一本木の本店で行われた。年末となり強盗や特殊詐欺の発生が懸念される中、強盗への対応や特殊詐欺被害を防ぐ声掛けのポイントなどを確認した。同JAは毎年、能代署の協力を得て本店や支店で防犯訓練を実施しており、この日は本店の金融課・共済課の職員ら約50人が参加。強盗対応訓練では、犯人役の署員が本店に入り、現金を要求、拳銃で職員を威嚇した。職員は非常通報ボタンを押し、警察官が到着するまでの間、現金を小出しにして時間を引き延ばすなどした。また特殊詐欺防止の声掛け訓練では、犯人にだまされて現金を引き出そうと来店した住民役の署員に声を掛け、応接テーブルに誘導。職員は住民を落ち着かせながら現金の使用目的を聞くなど、応対の仕方を確認していた。

防犯訓練で職員が強盗の対応に備えた(JAあきた白神本店で)
防犯訓練で職員が強盗の対応に備えた(JAあきた白神本店で)

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