森林科学館に白神ふれあい館の機能集約へ 八峰町12月議会一般質問
八峰町の12月定例議会は12日、本会議を再開し、4氏が一般質問を行った。世界自然遺産・白神山地を生かした観光の継続に向けた拠点施設の確保について問われた堀内町長は、白神ふれあい館(同町八森字三十釜)について、入山者の休憩スペースや各種イベントなどに活用されてきた同施設の機能を7年度、北側に隣接する森林科学館に集約する方針を示した。ブナや白神山地のパネルや模型、ジオラマを展示する森林科学館の入館者数は、平成20年の1万1千人をピークに減少しているとし、堀内町長は集約によって、「施設維持費の抑制と窓口の一元化を図る」と述べた。