多職種連携で地域の在宅医療体制強化 関係者が研修会
県在宅医療推進センター在宅医療推進協議会能代市山本郡支部が主催する第1回多職種連携構築研修会は11日、同市中央公民館で開かれた。医師や薬剤師、看護師、ケアマネジャー、保健師など約30人が参加。同支部の小泉亮支部長(能代市山本郡医師会副会長)の講演を聴いた後、4、5人ずつの班ごとにグループワークを実施。参加者は、患者が望む在宅医療を提供し療養生活を支えられる実務の連携につなげようと、退院支援や日常の療養支援、急変時の対応、看取(みと)りといった在宅医療・介護の課題などで意見交換、互いの仕事への理解を深め、顔の見える関係構築を目指していた。来年2月には、在宅での緩和ケアやACPに関する研修会も予定している。