「共通投票所」浸透へ引き続き周知 三種町12月議会一般質問

 三種町の12月定例議会は11日、本会議を再開し、7氏が一般質問を行った。投票区の再編後初めての選挙となった10月の衆院選での「共通投票所」といった新たな取り組みの利用状況に関する質問があり、町選挙管理委員会の担当者は「有権者に浸透するよう今後も周知していく」と答え、有権者の投票機会が失われないように引き続き力を注ぐと強調した。町選管は、有権者数の減少や期日前投票の浸透などを受け、昨年12月に投票所数を21カ所から14カ所に改めた。一方で10月の衆院選では、指定された投票所のほかに誰でも投票可能な「共通投票所」を3カ所、再編で廃止となった投票所7カ所に「移動期日前投票所」をそれぞれ開設したほか、期日前投票所を利用するために町の「ふれあいバス」「巡回バス」を使用した場合の料金を無料とした。

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