犯罪被害のない年末年始に 能代署で特別警戒出動式
人や物の動きが活発になり、凶悪犯罪や飲酒運転などが増える年末年始に合わせた県警の「年末・年始特別警戒」が10日、一斉に始まった。能代署でも出動式が行われ、署員や能代山本の防犯関係者らが地域から1件でも多くの犯罪被害を減らそうと、活動に尽力していくことを誓い合った。署員や能代山本各市町の防犯協会、防犯指導隊、少年保護育成委員ら約40人が出席。あいさつに立った小林雅彦署長は、「厳しい治安情勢の中、警戒に従事する警察官を増員し、事件や事故の未然防止と発生した事案への素早い対応に取り組んでいく。『地域防犯の目』である皆さんと共に各種街頭活動を強化し、地域住民が穏やかな気持ちで新年を迎えられるように努める」と述べた。式後、出席者はパトカーや青色防犯パトロール車に乗り込み、防犯警戒活動へ出発した。