若者の定着・回帰など重点に当初予算編成 三種町12月議会始まる
三種町の12月定例議会が10日開会し、会期を13日までの4日間と決めた後、田川町長が行政報告を行い、陳情6件を委員会に付託、今年度一般・各特別会計補正予算案、条例改正案など14件を説明して散会した。田川町長は7年度当初予算に関し、町政運営指針「三種町みらい創造プラン」に沿って若者の定着・回帰対策や地域経済の活性化などを重点事業として取り組む方針を示した。また行政報告では、賃貸住宅大手による「住み続けたい街ランキング2024」の秋田県版で三種町が3年連続の1位に選ばれ、東北版でも本県の自治体で唯一トップ10に食い込んだ結果も伝え、「大変光栄に感じるとともに、引き続き、みらい創造プランの将来像『住み続けたいまちの創造』を推進し、町民の幸福度向上に努める」と述べた。