豪雨被害受けた町営スキー場、営業再開へ 藤里町12月議会が開会
藤里町12月定例議会は10日開会し、会期を13日までの4日間と決めた後、佐々木町長が行政報告と提案理由説明を行った。行政報告で佐々木町長は、昨年7月の豪雨で斜面崩落などが発生した町営スキー場の営業を今冬から再開するため準備を進めているとし、「何よりも安全の確保が大事。スタッフと十分な情報共有を行い安全対策を徹底し、運営したい」と述べた。同スキー場は、豪雨によって斜面中腹の複数箇所で崩落や亀裂が発生、湧水も確認されたため、昨季の営業を取りやめていた。今年度、全面復旧なども含めて検討したが、工事費等が多額になることなどを勘案。佐々木町長は、コース幅が従来の半分程度になるものの、営業を再開する方針を示した。営業は26日からで、毎週木金土日曜・祝日のみとする。