能代市が給食費の無償化検討 方針転換し来年度から実施へ
能代市12月定例議会は9日、本会議を再開し、6氏が一般質問を行った。斉藤市長は、小中学校の給食費の無償化について問われ、「より子どもを産み育てやすい環境づくりの支援策の一つとして、7年度からの実施に向けて前向きに検討していきたい」と答弁した。市教育委員会によると、新年度当初予算編成作業の中で検討中で、年間約1億円の財政支出が新たに必要になるという。これまでは「財源の課題があり、市単独では難しい」としていたが、方針を転換した。市教委の11月現在のまとめでは、県内25市町村のうち全額助成を行っているのは9市町村で、能代山本では三種町が今年度から実施。市では男鹿市、湯沢市で実施している。