道路と景観を生かした地域振興考える のしろ市民まちづくりフォーラム
官民学で構成する「のしろ白神ネットワーク」(能登祐子代表)は5日、能代市柳町の旧料亭金勇で第18回のしろ市民まちづくりフォーラムを開いた。オンラインも含め参加した100人余りが愛媛県と北海道の先進事例に関する講演を聴き、能代の道づくり・まちづくりの推進について考えた。同ネットワークは、景観整備に取り組む市民団体や市、国土交通省能代河川国道事務所、県立大木材高度加工研究所(木高研)などで構成。フォーラムは、道路や景観を活用した地域振興の機運を高めることを狙いに毎年開いている。講演では、愛媛大社会共創学部教授の羽鳥剛史さんが愛媛県内の「南いよ風景街道」の取り組みについて、北海道開発技術センター理事の原文宏さんが北海道の美しい景観を生かした「シーニックバイウェイ」についてそれぞれ紹介した。