手作りみその新製品誕生 能代地域生活支援センター、歳暮用セット販売へ
能代市鰄渕の能代地域生活支援センター(鈴木ルリ子施設長)の就労継続支援B型事業の自主製品の手作りみそに、昔ながらの仕込みで造った「やまぶき」と、酒造用の麹(こうじ)菌を使った「Oryza(オリザ)」が誕生した。新2製品と既存の「にこ輪」を詰め合わせた歳暮用のセット商品を考案し、箱折りやシール貼りなど、利用者が障害や特性に応じて携われる多様な作業工程も実現。多くの利用者が「みそ」に関われる環境を整え、工賃アップにつなげていきたい考えだ。同センターは能代ふくし会が4年3月に供用開始した多機能型事業所。就労継続支援B型(定員30人)は受託作業や自主製品製作などで就労機会を提供、現在35人が登録・通所している。商品に関する問い合わせは同センター(☎0185・58・5670)へ。