沖合ハタハタ漁低調 しけで出られず前年並みの1・4㌧
県漁協北部支所管内の沖合ハタハタ漁が今季も低調に推移している。しけで操業が限られ、11月はわずか6日間の出漁で、同月末時点の水揚げは約1・4㌧にとどまる。前年同期の1・0㌧をわずかに上回るものの低水準となっている。沖合漁は9月に解禁され、同支所管内では八峰町の八森漁港、岩館漁港で各3隻の計6隻の底引き網船が操業。漁獲量は10月に8日間の出漁で376㌔、11月は6日間で1・1㌧だった。今月(3日現在)はまだ出漁がない。八森漁港で操業する漁師の男性は「しけが続いて海に出られる状況でない。11月21日を最後に2週間以上も出漁できておらず、もどかしい。4日か5日にもしかすると出られるかもしれない」とやきもきしている。