不審者から児童ら守れ 渟西小で対応訓練・防犯教室

 能代市渟西小(近藤克彦校長)で先月29日、不審者対応訓練や防犯教室が行われた。校内への不審者侵入を想定した訓練で職員らが刺股の使い方を確認したほか、校外で不審者に遭遇した際の対処法も学び、自らの身を守る上で大切なことも再確認した。児童の防犯意識向上を図ろうと実施。この日は能代署員やスクールサポーター、能代地区少年保護育成委員ら6人が同校を訪れ、校内に不審者が侵入した想定で訓練を行った。不審者役が校内に侵入すると、教職員が応対しながら時間を稼ぎ、刺股を手にした複数の職員が、抵抗する不審者の動きを封じた。訓練の後は、全校児童が体育館で防犯教室を受講。児童は走って逃げ切るために必要とされる20秒間、その場で走るように体を動かしたり、クイズに挑戦するなど、万一に備えた対処法に理解を深めた。

不審者侵入を想定した訓練を実施(能代市渟西小で)
不審者侵入を想定した訓練を実施(能代市渟西小で)

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