能代地区の2人もお薦め本紹介 ビブリオバトル県大会
中高生がお薦めの本を紹介し合う「ビブリオバトル」の県大会(県教委主催)が先月30日、秋田市の秋田拠点センター・アルヴェで開かれ、能代地区を勝ち抜いた2人を含む14人の生徒が全国大会を目指して熱い発表を繰り広げた。ビブリオバトル(知的書評合戦)は、発表者が5分間でお気に入りの本の魅力をプレゼンし、聴衆が読みたくなった本(チャンプ本)を投票で決めるゲーム。能代地区からは中学生の部に大塚百珠さん(能代二2年)、高校生の部に須合愛萌さん(能代松陽2年)が出場した。このうち、大塚さんは「小さい“つ”が消えた日」(ステファノ・フォン・ロー著)を取り上げ、本のあらすじや自分が共感したポイントなどを発表。身ぶり手ぶりを交えてはきはきと語り、聴衆を引き付けていた。