トークや踊り楽しみ「平和な時代」の暮らし理解 能代市で縄文イベント

 縄文時代の人々の暮らしや文化を語りと踊りで伝えるイベント「今、伝えたい 縄文のココロ」は先月29日、能代市海詠坂の能代山本広域交流センターで開かれた。能代市や北秋田市から子育て中の女性や縄文ファンら10人が参加し、1万年以上平和な時が続いたとされる縄文時代に理解を深めた。縄文文化に関心がある伊藤春香さん(40)=同市出戸本町=が、友人で舞踊家の須藤梨恵さん(40)=同市昭南町=を誘って企画。トーク会は、石を円形に並べた環状列石(ストーンサークル)をイメージして車座で行われ、伊藤さんが縄文文化にはまったきっかけや、10回以上足を運んでいるという北秋田市脇神の伊勢堂岱遺跡の魅力などを紹介。須藤さんは縄文をテーマにした踊りを平和への祈りを込めて舞った。

縄文をテーマにしたトークや踊りを楽しんだイベント(能代山本広域交流センターで)
縄文をテーマにしたトークや踊りを楽しんだイベント(能代山本広域交流センターで)

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