昭憲皇太后の和歌朗読とピアノの共演も きみまち阪100周年記念音楽祭

 能代市二ツ井町のきみまち阪公園の開園100周年を記念した「きみまち音楽祭~きみまち阪開園100周年によせて~」は1日、同市二ツ井公民館で開かれ、約150人が来場し、二ツ井地域在住・出身の音楽家らによる朗読とピアノの共演をはじめ、コカリナや大正琴、ピアノの演奏などに耳を傾けた。音楽祭は実行委員会(豊澤喜美実行委員長)が主催。2部構成で、第1部は詩とピアノのコラボレーションで開幕。読み聞かせの活動経験がある新川久美子さん(下野家後)の朗読とピアノ教室を主宰する佐々木俊子さん(比井野)のピアノで4編を披露した。昭憲皇太后の和歌「大宮の うちにありても あつき日を いかなる山か 君はこゆらむ」の朗読では、東北巡幸の折り、明治天皇が夏の長旅を気遣う皇后からの手紙を受け取ったとの逸話も語った。

朗読とピアノの共演で昭憲皇太后の和歌も披露した「きみまち音楽祭」
朗読とピアノの共演で昭憲皇太后の和歌も披露した「きみまち音楽祭」

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