建設関連の入札不調率に改善の兆し 能代市、制度見直しが奏功
能代市で、建設関連の入札不調率が改善しつつある。5年度まで応募型指名競争入札を実施してきたが、入札参加者が3者に満たず不調となるケースが課題だったため、今年度から条件付一般競争入札で行い、入札参加者が1者の場合でも入札が可能とした。10月末時点での建設工事の不調率は12・1%で、5年度トータルより2・6㌽改善し、市は入札制度の見直しが功を奏しているとみる。ただ、依然として不調は発生。公募を重ねても参加者がいない工事もあり、建設業界の人手不足などが背景にあるとみられている。