「骨コツ貯金」今から 藤里学園8年生、骨の健康を学ぶ

 藤里町主催の骨の健康教室は27日、同町の藤里学園(佐藤政彦校長)で開かれ、生徒たちが自身の骨量を知った上で、カルシウム入りの食材を使った調理実習に挑戦しながら健康について考えた。町では毎年、中学生向けに骨の健康教室を実施。この日は町町民課から近藤智里さんら保健師3人が来校し、8年生14人が教室に参加。はじめに近藤さんが講師を務め、夏休みに希望者を対象に行った骨密度検査の結果を説明しながら、クイズ形式で骨粗しょう症の症状や予防方法などを紹介した。骨量は年齢と共に変化し、女性は18歳、男性は20歳ごろに最大になり40代後半ごろから減少するとし、「中学生の時期にどれだけ骨の貯金ができるかが大事」と強調。運動習慣や規則正しい生活、無理なダイエットをしないといった「骨コツ貯金」の実践を呼び掛けた。

生徒たちがカルシウムが含まれた食材を使って調理実習にも取り組んだ骨の健康教室(藤里学園で)
生徒たちがカルシウムが含まれた食材を使って調理実習にも取り組んだ骨の健康教室(藤里学園で)

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