灯籠修繕や担い手確保を 「天空の不夜城」在り方検討会が中間報告作成

 大型城郭灯籠が能代市中心部を運行する能代七夕「天空の不夜城」の在り方検討会は29日、能代市役所で会合を開き、検討会を設置した市に報告する中間取りまとめの内容を確認した。灯籠の大規模修繕や灯籠を制作する担い手の確保・育成、デジタル技術の導入に優先して取り組むべきとしている。中間取りまとめの報告書は年内にも斉藤市長に提出する。検討会は市が設置し、昨年7月に議論を開始。天空の不夜城を継続する前提で、▽運行体制の充実▽市民意識の醸成▽催し内容の見直し▽維持管理、保管施設──などについて委員が意見を交わしている。市への最終的な提言は年度内を目標としているが、中間取りまとめは、来年度の予算編成の動きもあるとして、優先して取り組むべきものを伝えようと作成した。

意見を交わす能代七夕「天空の不夜城」在り方検討会の委員(能代市役所で)
意見を交わす能代七夕「天空の不夜城」在り方検討会の委員(能代市役所で)

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