消防職員の救急出場手当引き上げへ 広域圏組合が方針決定
能代山本広域市町村圏組合(代表理事・斉藤能代市長)は、消防職員の救急出場手当を7年度から引き上げる方針を固めた。金額は28年間変わっておらず、現状は救急隊員、救急救命士ともに業務1回当たりで200円だが、7年度から救急隊員は300円、救命士は400円とする。消防車両を運転する機関員には出場1回につき300円を支給する機関員手当を創設する。同組合消防本部は「職員の処遇を今の時代に合わせて改善し、成り手を今後も安定的に確保していきたい」としている。来月24日の同広域組合の臨時議会で条例の一部改正案を提出する。