登録者の5年度就職率91・2% 能代山本障害者就業・生活支援センター
能代山本障害者就業・生活支援センター(能代市通町)がまとめた5年度報告によると、同センターに登録し一般事業所に就職した人は31人で、就職率は91・2%となり3年連続で上昇した。また、前年度に就職した人の4人に3人が1年後も同じ職場で働き続けていた。同センターは、就職前から職場定着を重視した支援を行い、就職後も本人や職場、雇用主をサポート。ただ、障害者雇用の求人そのものが少ないとし、求人の出し方や業務の切り出しで悩んでいる事業者に相談を呼び掛けている。同センターは、藤里町の社会福祉法人秋田虹の会(桜田星宏理事長)が厚生労働省の委託を受けて運営。障害者の職業生活における自立を図るため、関係機関と連携し、職場実習のあっせん、就職活動の支援、就労後の定着支援、生活上の相談などを行っている。