財政健全化を最重要事項に 八峰町の7年度当初予算編成方針
八峰町は28日、7年度当初予算編成方針を各課に通知した。厳しい財政事情を踏まえて最重要事項に財政の健全化を挙げ、事務事業の見直しや経費の圧縮を求めた。3役や課長級、財政課の職員ら合わせて約20人が出席した同日の会議で、堀内町長は「これまで当初予算の編成は財政調整基金に依存した形が続いてきた。持続可能な行政運営という観点から見ると相当厳しい状況」と述べ、事業の取捨選択やスクラップアンドビルドの実施について言及した。基本方針には、財政の健全化のほか、総合戦略4分野の展開、町村合併20周年事業の実施も掲げた。堀内町長による予算査定は、来年1月下旬を予定している。