12月2日から「マイナ保険証」へ移行 現保険証は新規発行終了

 健康保険証(被保険者証)は、12月2日からマイナンバーカード(マイナカード)を健康保険証として利用登録した「マイナ保険証」を基本とする仕組みへ移行する。本格運用開始から3年余りを経過したものの、全国的に実際の利用は一部にとどまり、能代山本の4市町が保険者の国民健康保険も同様。移行に伴い、現行の健康保険証は廃止されるが、手元にある健康保険証は最長1年間、有効期限まで使用できるほか、マイナ保険証も保有しない人などには資格確認書が交付され、従来通り保険診療を受けられる。能代山本のマイナカード保有率は、能代市78・4%、藤里町83・9%、三種町78・1%、八峰町74・2%。平均78・2%は全国平均を上回るが、1万5千人余りは作成していない。

顔認証付きカードリーダーが登場し3年余り。健康保険証は「マイナ保険証」を基本とする仕組みへ移行する(能代山本医師会病院で)
顔認証付きカードリーダーが登場し3年余り。健康保険証は「マイナ保険証」を基本とする仕組みへ移行する(能代山本医師会病院で)

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