認知症予防のヒント得る 能代山本医師会病院公開講座
能代山本医師会病院の第7回公開講座「在宅医療と認知症を知るつどい」は24日、能代市文化会館中ホールで開かれ、参加した約120人の住民らは、同病院の医師や看護師の講演を通して認知症予防のヒントを得たほか、在宅療養の取り組み、「もしも」に備えて希望する医療やケアを話し合う大切さに触れた。公開講座は、同病院(加藤裕治郎院長)と能代市山本郡医師会(楊国隆会長)が主催。平成27年度に「がんを知るつどい」として初めて開催し、新型コロナウイルス禍で3年間中止したが昨年度再開。今年度は認知症のほか、初めて在宅医療もテーマに取り上げた。同病院の緩和ケア認定看護師の石川裕美子さんが「緩和ケアと在宅医療」、副院長で神経内科部長の佐藤雄一医師が「認知症の正体とその対策」と題して講演した。