本格的な降雪に備え情報共有 県山本振興局と関係機関が雪対策会議
降雪の本格化に備え、県山本地域振興局は26日、山本地域雪対策連絡協議会を能代市御指南町の同振興局で開いた。能代山本4市町と社会福祉協議会、消防、警察の担当者らが出席し、高齢者世帯の除排雪支援などについて情報を共有し、雪害事故の防止に向けた機運を高めた。同協議会は、雪に対する関係機関の役割分担を明確にしながら連絡体制を強化し、効果的な対策につなげようと毎年開いている。各機関から計12人が出席した。県の県民生活課は、昨年度に県内で発生した雪による事故状況を報告。けが人は全県で21人で、死者はなかった。山本管内(能代山本)では4人がけがをした。能代署は、除排雪作業中などの事故防止の呼び掛けに力を入れる方針を示し、「高齢者世帯への巡回連絡の際、注意を促していく」とした。