月面探査を擬似体験 子ども館でソラキュー玩具の操作楽しむイベント
能代市子ども館で23、24の両日、スペースラボ「月探査とSORA─Q」が開かれ、月面探査ロボット「LEV─2」(愛称SORA─Q、ソラキュー)の実物大玩具を操作し、月面探査の疑似体験を楽しんだ。ソラキューは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の月探査機「SLIM」(スリム)に搭載された超小型ロボットで、月面にピンポイント着陸したスリムの写真撮影に成功した。本物は自律制御型だが、実物大玩具はスマートフォンやタブレットと玩具本体をWi─Fiで連携させ操作する。イベントは同館が玩具を4個所有していることから企画され、24日は市内外の小学生と保護者ら4組8人が参加。手作りの「月面」を本物と同じ動きで走らせ、写真を撮るといったミッションクリアを目指した。体験会は不定期で開き、12月は15、22日に予定。