能代市街地でクマの目撃相次ぐ 住民から驚きと不安の声
26日昼ごろから夜にかけ、能代市の能代高敷地内や大瀬侭下の商業施設敷地内など、市街地の複数の場所でクマが目撃された。児童公園で遊んでいた児童による目撃もあり、住宅や商業施設が集まる地域への出没に住民から驚きと不安の声が聞かれた。能代署や市は、目撃情報があった周辺を巡回して警戒を呼び掛けている。目撃情報があったのは同市大塚地内の能代高硬式野球グラウンド。午後1時15分ごろ、同校の男性職員が体長約50㌢のクマ1頭を目撃した。約2時間45分後の同4時ごろには、同市大瀬侭下地内の商業施設駐車場で、体長約1㍍のクマ1頭が目撃されたほか、同時刻ごろ、同市大瀬侭下地内の大瀬児童公園で遊んでいた数人の児童が、柵を越えて公園に入ってくるクマを目撃。このほか東大瀬、豊祥岱などでも目撃情報があった。