アースデイ能代の高校生ら、未利用魚活用しブイヤベース製造
地球環境を考え、行動する「アースデイ能代」の実行委員会メンバーが24日、能代市常盤公民館で、市場に出回らない魚介類(未利用魚)を活用したレトルト食品の仕込み作業を行った。八峰町で水揚げされたイカやタコ、能代市や三種町で取れたトマトやネギなどを使ったブイヤベースを400袋製造して今年度内には発売する計画。未利用魚を使った加工食品の開発は今年度で2年目。能代高の生徒有志らメンバーは、未利用魚の活用が地域に広がることを願いながら、丁寧に作業を進めた。アースデイ能代事務局の能登祐子さんによると、この日仕込んだ原材料は、三種町外岡のこまち食品工業がレトルト加工し、来月14日に能代市中心部で開催するイベント「のしろまち灯(あか)り」で完成発表を行う。