あとは接岸待つばかり 県漁協北部管内で季節ハタハタ漁解禁
県漁協北部支所管内の季節(沿岸)ハタハタ漁は25日に解禁された。八峰町の八森漁港では刺し網の網入れや定置網の型入れが行われ、漁師たちはハタハタの接岸を待つばかりとなった。沿岸漁は、産卵のため接岸するハタハタを取る。ブリコ(卵塊)や白子が熟成して消費者の人気が高く、本県の冬の味覚の代表格として知られ、例年12月に漁の盛期を迎える。同支所管内は今季、定置網漁の7経営体(岩館漁港3、八森漁港3、能代港1)、刺し網漁の20経営体(岩館7、八森13)が沿岸漁を操業する。能代市の能代港では26日、同町の岩館漁港は同日以降に行われる。同支所管内の昨季の初漁日は12月10日だった。今季の初漁日は同月2日と予測されている。