「まちなかコサクル」来月から実証運行 エリア拡大、乗降119カ所に

 能代市は、AI(人工知能)オンデマンド交通「まちなかコサクル」の実証運行を、12月1日から来年3月末まで市中心部周辺で実施する。昨年11、12月に初めて実証運行したところ市民の関心を呼んで2911人が利用した一方で、タクシー事業者に影響を与えていた。今回は利用料金を100円アップして300円とし、タクシーとの“競合”を避ける。乗降場所は119カ所に増やし、松長布や長崎などに運行エリアを拡大。さらに、新たに電気自動車を活用する。市は「多くの人に利用してもらい、意見を寄せてほしい」としている。予約専用ダイヤルは090・2666・5931(12月1日から対応)。一方、乗り方やアプリ予約が分からないといった疑問に答えるため、乗り方説明会の開催希望を受け付け中。自治会やサークルなど3人以上から対応。希望者は同課(☎0185・89・2186)へ。

まちなかコサクルが再び運行。市はパンフレットを作ってアピール
まちなかコサクルが再び運行。市はパンフレットを作ってアピール

関連記事一覧

error: Content is protected !!