6年漁期のハタハタ漁獲量110㌧と予測 禁漁明け最少の前期並み
県内の漁協や県などで構成するハタハタ資源対策協議会は23日、秋田市内で開かれ、県は6年漁期(今年9月~来年6月)の漁獲量を沖合、沿岸合わせて110㌧ほどと予測した。平成7年の自主禁漁明けで最少だった令和5年漁期の漁獲量並みで、海水温上昇などの影響で資源量の減少が続いているものとみられている。季節(沿岸)ハタハタの初漁日は12月2日ごろと予測し、水揚げ日数に上限を設ける操業の管理計画を継続する。県漁協北部支所管内の沿岸漁の水揚げ上限日数は、岩館、八森漁港、能代港とも12日間。操業する経営体は岩館が刺し網8・定置網4、八森が刺し網14・定置網5、能代が定置網1。沖合底引き網漁の上限日数は22日間で、経営体数は岩館、八森ともに3。沿岸漁は25日に解禁する。