今年の能代宇宙イベントを総括 小型ロケット成功率高く

 自作ロケットの打ち上げや衛星制御などの研究開発に取り組む「第20回能代宇宙イベント」の実行委員会(実行委員長・前田恵介九州工大特任准教授)は22日、能代市中央公民館で開かれ、節目を迎えた今年のイベントを総括した。今年は8月14日から22日にかけて開催し、缶サット競技やハイブリッドロケットの陸打ち・海打ち、中学生モデルロケット県大会などを実施。ハイブリッドロケットの打ち上げに関しては、成功したのが陸打ち6機中5機、海打ち5機中4機と成功率が高く、要因として新型コロナウイルス禍での技術継承の断絶が徐々に回復してきたことを挙げた。また、来年は東海大特任講師の川端洋さんが実行委員長を務め、8月の開催に向けて準備を進めていくことにした。

第20回能代宇宙イベントを統括した実行委
第20回能代宇宙イベントを統括した実行委

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