協同組合能代商業卸センターが来年度解散へ 約50年の歴史に幕

 協同組合能代商業卸センターが来年度に解散することが分かった。昭和51年に発足した同組合は、能代市五雲岱に県内4番目となる卸団地を整備し地域経済を支えてきた。しかし、インターネット販売の普及や大型店の進出など小売業を取り巻く環境が大きく変化。卸売業の衰退と自主事業の不振が重なって組合の経営が厳しくなり、約50年の歴史に幕を閉じることになった。解散後は組織を作り直し、卸団地の維持管理や地域貢献活動を継続する。現組合員の24社は新たに設立される自治組織に移行する予定だ。

協同組合能代商業卸センターが来年度で解散。事務局が入っていた「組合会館」はすでに閉鎖し売却後に解体予定
協同組合能代商業卸センターが来年度で解散。事務局が入っていた「組合会館」はすでに閉鎖し売却後に解体予定

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