建築労組の職人ら二ツ井小で木工教室開催 ミニ椅子作りを手ほどき

 秋田建築労組二ツ井支部(藤田智和支部長)の木工教室は13日、能代市二ツ井小(安井敦子校長)で開かれた。児童たちは支部の職人から金づちとくぎの扱い方を学びながら背付きのミニ椅子作りに挑戦し、一生懸命にものづくりに取り組んだ。木工教室は、建築関係の仕事に関心を持ってもらおうと行っている活動で、同支部の会員7人が学校を訪れて4年生25人に道具の使い方や作り方を指導した。教室には児童たちが金づちで木をたたく音が響き、大工さんになった気分で作業、ものづくりの楽しさを味わった。きれいな仕上がりの椅子を完成させた菊地紗英さんは、「木をきちんと合わせてくぎを打つところは難しかった。小さい人形とかを持っているので、椅子の上に乗せて飾ったりしたい」と話し、どう使うかも楽しみにしていた。

金づちを手に、背付きのミニ椅子を作る児童たち(能代市二ツ井小で)
金づちを手に、背付きのミニ椅子を作る児童たち(能代市二ツ井小で)

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